看護師より「たとえばこんな場面、ありませんか?」 その3
「パニック」の裏にある体の声
パニックを起こす場面も、実は体調不良が関係していることがあります。
たとえば、便秘。
これはね、案外見落とされがちなんだけど、知的障害のある人は便秘になりやすい傾向があります。運動量が少なかったり、水分摂取が十分でなかったり、薬の副作用だったり。
お腹が張って苦しいのに、それを「便秘でお腹が痛い」と説明できない。すると、イライラが募って、些細なことで感情が爆発してしまう。周りからは「突然キレた」ように見えるけど、実は体が悲鳴をあげていたんです。
他にも、頭痛や歯の痛み、中耳炎、生理痛なんかも同じです。痛みや不快感が、行動の変化として表に出てくるんですね。